ご挨拶
代表 鈴木道夫の想い
初めまして鈴木でございます。 私は28歳の時に事務所を設立いたしました。まだまだ若く木造で素敵な美しい家を創りたいと意気込んでおりました。なぜ、私が木造の世界に飛び込んだのか?理由は只々、ものづくりが好きだったということです。私の父は名古屋市で鉄工所を営んでいました。小さい頃は旋盤の重い鉄の部品の荷下ろしを手伝った想い出があります。いつも油にまみれた手や顔、背中を見て育ってきましたのできっと自分も鉄工所の跡をつくんだろうなと子供心に思っていました。たぶん、その頃からモノづくりが好きだったんだと思います。20歳をすぎて和の建築に興味を持ちました。特に和風の旅館です。回廊がり、落着いた風情のある数寄屋造りの旅館の書籍に目を向けていました。そういった建物が木造でした。また28歳の時(独立前です)イタリアの各地に3カ月ほど建物を見廻りました。古ぼけた石造りやレンガ造りの街並を是非、見てみたいという衝動にかられたからです。私にとって数寄屋造りもレンガ造りの街並もそれぞれ風情があり、雰囲気のある建物。経年変化しても味わいのある空間があったからだと思います。大工というカテゴリーの中で行う設計よりも設計事務所というカテゴリーで行う設計の方が建築としての広がり、奥行、可能性がより深く設計を学ぶことができると思い現在に至っています。このような経緯の中で私が昔から伝わる良いもの、現在の技術のよいものを感じ取り、建て主さんが素敵な家づくりをしていただくようにアドバイスさせていただいています。
設計の考え方
工房 道の住宅設計とは
住宅空間
住宅をつくること、それは「どんな家にしたい?」ではなく「どんな暮らしがしたい?」と思います。
言い換えれば自分らしさを取り戻す場所ではないでしょうか。家族と一緒に暮らす場所、家族と一緒に暮らす時間を住宅という空間の中で創っていく。その空間には無垢の板や漆喰、和紙など自然素材をできるだけ使うようにしています。
自然な素材は飽きの来ない空間を創り上げとても素朴で柔らかな質感を表現してくれます。昔の家屋は現代の家の造りと違い自然素材だけで造られていました。そこには木の香りや土壁の質感、涼しげなそよ風が感じられ、なぜか落ち着いた空間に感じられます。長い年月を経ても古さを感じることなく家の歴史を感じて経年変化を楽しめます。
きらびやかな派手な建物もいいですが、飽きのこない普通で美しい家をつくりたいと思っています。
木造住宅
なぜ木造住宅に特化しているの?とよく聞かれます。
これは私の師事した方からの受け売りなのですが、「病院は外科、内科、眼科などいくつもの専門科に分かれている。なぜ建築は木造や鉄骨造、鉄筋コンクリート造などに分かれていないのか。専門分野に特化していてもよいのではないか」という言葉でした。
当時の私は「なるほど」と感心していた事を覚えています。私はモノヅクリが好きで、もともと大工さんに憧れていました。(なぜか今は設計者ですが)玄翁やノミでモノをツクル大工さんは今でも尊敬しています。昔ながらの大工さんは木を知っています。木のクセを見て適材適所に扱い、継手や仕口まで考えます。楽しそうな職業です。木は知れば知るほど奥が深く、たいへん興味がわく素材です。
昔の木造日本家屋に足を踏み入れると何故か心が落ち着きます。不思議ですよね。高温多湿な日本で調湿作用のある木材は最適な素材ではないでしょうか。尚且つ家の材料に使用することで二酸化炭素を固定化して環境にも負荷をかけない材料です。
会社概要
工房 道について
屋号 | 工房 道 |
---|---|
代表者 | 鈴木 道夫 |
所在地 | (名古屋アトリエ) 愛知県名古屋市中川区柳川町4-21センチュリーパ-ク八熊707号 (いなべアトリエ) 三重県いなべ市員弁町楚原631-1 |
電話 | |
FAX | (なごやのアトリエ・いなべアトリエ) 0594-73-0043 |
メールアドレス | |
創立 | 1998年11月 |
活動・所属 | 住宅瑕疵担保保険検査員 まもりすまい保険 ハウスプラス 住宅あんしん保証 ハウスジーメン |
アクセス
工房 道のアトリエのご案内
名古屋のアトリエ
- 名古屋市中川区柳川町4.21センチュリーパ-ク八熊707
電話:052-678-7285
いなべのアトリエ
- 三重県いなべ市員弁町楚原631-1
- 電話:0594-73-0043
- FAX:0594-73-0043